ばんせい日記

2021年10月からの公開備忘録

ラジオ収録 2021年11月10日

高校からの友人Sとのネットラジオで<非認知能力>を扱った。

 

www.embot.jp

 

昨今の子育てのキーワードになっているようだ。

端的にいうと、協調性とかやり抜く力とか数値で測れない能力を育みましょうという風潮。

扱ったのはこっちの記事。

toyokeizai.net

 

ホームドアと死の歌 2021年11月9日

ようやくライブの疲れが抜けてきた。

1日が早い。朝起きて、仕事場にいって、帰ってきて、勉強していたらすぐに23時半だ。

通信大学のテキストで社会思想史を勉強している。

とりあえず、昔から行っている三色ボールペン読書法(斉藤孝提唱のやつ)でテキストに三色で色付けしながらある程度読んで、Wordでまとめる。

これは効率的にどうなんだろう?と疑問に思えてきて(なんたって俺の人生は長くてあと60年くらいなのだ‼)『自立学習の手引き』なる本を手に取った。

大学から送られてきてそのままにしていた本だ。

とりあえずこれを読んでみて、効率良く学ばなくてはなと思ったりする。

 

月例作品を投函した。

今月はホームドアに関する歌を二首載せた。駅のホームに設置されているドア。

あれって、転落事故を防止するためってのもあると思うけど、おそらく飛び込み自殺を食い止めるためってのが大きい気がする。

あのドアを乗り越えようとすれば誰かが気づくし、突発的な飛び込み防げるから、一定の抑止力になっていると思うのだけど実際どうなんだろう。

ホームドアと死を結び付けた歌。なるべく暗くならないよう淡々としたつもり。

どう読んでいただけるか楽しみ。

家の更新 2021年11月5日

昼過ぎに練馬の家の更新にいった。

二回目の更新だからもう丸4年住んでいることになる。

最後の更新になるだろうな。さすがに1DK+ロフト付きに30代の大きな大人が2人で住むには狭い、ような気がする。

ロフトが一部屋分くらいあって大きいからそこを作業場にしているが、上に上がるのがやはり億劫なのと大きな本棚が置けないから、書斎みたいな部屋が一部屋欲しい。

今後、家族が増えることを考えると最低でも2LDK、理想は3LDK。

仕事場の板橋から近い方がいいし、彼女の通勤のことを考えると、練馬周辺がベストなのだが、そうなると家賃も結構張るだろう。

いっそのこと家を買おうか。毎月家賃を払うことを考えるとローンで返済した方がいい気もする。35年ローンで完済は70歳オーバー。恐ろしい。

僕の勤める保険業界もどうなるか分からんしな。

とりあえず1年くらいかけて二人で考えよう。

多幸感 2021年11月5日

15時に新宿らんぶるで、映画関係の先輩Tさんのバイク保険の契約。最近、二輪免許をとってバイクデビューを果たしたという。ネットで入った方が安いなかで、僕を選んで入ってくれる。ありがたいですね。

損保は売ってからがなんぼですから、何かあったときしっかり対応させていただきます。ご安心して素敵なバイクライフをお過ごしください。

 

その後、紀伊国屋書店の短歌コーナーへ。

初めて短歌の棚にきたけど、すごくワクワクした。品揃えもさることながら、手作りPOPがいいですね。書店員の人がちゃんと選んで勧めてくれてる感じが伝わってくる。

こちらもネットの方が便利だけど、書影を眺めて気になったものを手に取ってパラパラやる感覚は実店舗でしか味わえない。本に囲まれる多幸感もそう。

普段はジュンク堂ユーザーだけど、詩歌の売り場に関しては紀伊国屋の方が充実してる。

目当ては『奥村晃作歌集』。

www.e-hon.ne.jp

<認識の歌>のエッセンスを自分の歌にも取り入れたいと思い入門の一冊として購入。

 

その後、妻とインドカレー屋に。

tabelog.com

ここは、ちゃんと癖の強いカレーもおいているから、本場の料理感がすごい。5種類くらいのカレーがセットになっているプレートを注文した。

インドの人は左手を使わないってのは知ってるけど、ナンはどんな風にして食べるんだろう?と毎回不思議に思うけど、目の前のカレーに夢中で調べるのを忘れちゃうから未だによく分からない。

まぁこれに関しては変にググらずに現地調査で知れたらいいな。僕の予想だと、意外と現地の人も使ってる。特に若者は。

 

帰宅後はネットラジオ収録。

高校時代の友人のパラちゃんと毎週オンライン収録してる。

ZOOMのレック機能を使えば非対面で収録ができる。コロナが蔓延してなかったらこの方法に行き着いてないと思う。

サービス自体はもっと前からあったし、システムも安いマイク買うだけで十分だし、なぜやらなかったんだろう、と不思議。

毎週会って収録するのは大変だし、それだと続かない。今日話してて対面は二か月に一回くらいがいいという結論になった。次は12月に、前回同様、新橋の居酒屋で飲みながら。楽しみだ。

 

久しぶりに充実した一日。ずっとこんな感じならいいのにね。

人形づくり 2021年11月3日

日曜のライブに備えて人形の補修。

2017年、2019年フジロックに向けて作った二体の人形。さすがにガタがきている。

祝日の晴れた午後の公園の占有権はぼくにはない。隅っこの方に少し間借りして、紙粘土をこねていると、少年少女が興じるサッカーボールや野球の球が度々飛んでくる。

すみませーん、という声に頷いて手を挙げて「大丈夫、むしろすみません」的に合図を送る。

昔から幼い子に対してどう接していいか分からないところがある。

周りの大人のように気軽に話せなかったりする。決して子どもが嫌いというわけではないのだが、妙に距離を置いてしまう。

幼いときの僕の周りにいた大人たちはなぜあんなにもラフに僕と接していたのだろう。

そんな大人たちを見てきたのに、なぜ僕は子どもと距離を置いてしまうのだろう。

僕は人にパーソナルスペースを侵されるのが嫌だというよりは、人のパーソナルスペースを侵すのが嫌なのかもしれない。

人の大切なものを侵すリスクを恐れているというか。それが子どもの接し方にも出ているのかもしれない。

自分の子どもだったらどうだろう?と良く考える。分からない。もちろん愛するだろう。自分が愛されていたから、それを子どもに還元する形になるだろう。愛されていたと実感できる分、僕は強い。

 

人形の補修を終えて、劇パートの打ち合わせ。終えて帰路につく。

読みかけの本を読む。

www.shinchosha.co.jp

茂吉の歌、主に「死にたまふ母」を深く考察する本。「死にたまふ母」を一首一首ていねいな読みをしてくれているのがありがたい。近代短歌の魅力がじわじわと体に浸透していく感覚を味わう。

これ読み終わったら、前著「斎藤茂吉:あかあかと一本の道とほりたり」も読もう。

忘れたはずの人 2021年11月2日

少しずつ調子を取り戻してきた。

調子が悪くなると、タバコも吸いたくない、睡眠欲と食欲だけある。

だからとりあえずタバコを吸い、コーヒーを飲み、日に当たる。

これが上手くハマれば日常が取り戻せる、というのが僕の実感。

 

最近、走らなくなったのもダメなのだ。

走ろう。11月7日にライブが終われば少し落ち着くから走り始めよう。

まずは5キロから。30分くらいのペースでいい。

走るのは好きだ。物事を考えられるから。

心拍数が上がってくると考えられなくなる。それもいい。

腕も足も上がらない、もう走りたくないっていう感覚を越えると、ふとどうでもいいことを考え始める。

たとえば昔好きだった女の子のこととか。

そういう境地にならないと思い出さない人とか出来事がある。

だから好きなんだろうな、きっと。

あとは単純に5キロ痩せたい。

 

パスワード忘れ出てきた質問に忘れたはずの人の名を打つ 野崎挽生