惰眠を貪る 2021年11月1日
久々に惰眠を貪ってしまった日。
久々、でもないかな。
昼に寝て、帰ってきたら寝て、夜も寝て。
寝すぎて眠いっていう状態。
やることもたくさんあるんだけどなぁ。
仕事、通信大学の勉強、Youtube用動画の編集、歌を作る、本を読む。
すべてを放棄し、夢の中へ。
命日が近づくにつれ自堕落になる生活に君を探した 野崎挽生
なんて、あいつのせいにしてみる。命日は8月だけどね。
はやくこいこいお正月 2021年10月30日
期日前投票を済ませて16時半から高校の友人とMasaと上板で飲み始める。
Masaは基本的にビール、僕は白ホッピーを飲む。
ホッピー一本で3杯とれた。たぶん3杯が平均だろう。
赤羽の飲み屋でナカを頼んだら焼酎がグラスの半分以上注がれていて4,5杯とったことはあるけど、まぁ美味しく飲むなら3杯だろう。3杯飲んで移動する。
北口にあるイタリアンバルで中学の友人Ryoと合流した。
高校の友人であるMasaと中学の友人であるRyoとは少し前に引き合わせた。どっちもいいヤツだし、気が合うと思ったからだ。やはり気が合ったようで、それ以降よく3人で飲んでいる。
ここではジャックソーダを飲んだ。なんだかんだこれが一番好きだ。
ポテトサラダには半熟卵がのっていて、割るとトロトロした黄身がポテサラに絡まる。
ソーセージは齧るとすごい量の肉汁が出てきた。大きかったのでナイフとフォークで食べることにした。
ジェノベーゼのパスタも食べた。どれも美味かった。
ほんとうに取り留めもないことを話し続けていてよく覚えていないのだけど、正月にMasaの家でここのお店の店員さんを含めて飲むことになった。
Masaは大泉の一軒家に一人で住んでいる。もともとおばあさんの家だったがおばあさんは施設に入るにあたり引き継いだらしい。
僕も良く行ってるが、二階建てでの一軒家で部屋が5つくらいある。ダイニングも広いし10人くらいは入れるだろうな、そんなに呼ばないけど。楽しみだなぁ。
もういくつ寝るとお正月~って気持ちが久しぶりに湧いてきた。凧揚げとコマの代わりにマリパと日本酒かな。
カラオケに行き、二時間半歌い、日高屋でラーメン食べて解散。
かなり酔っぱらった。良い夜だ。
バーボンな夜 2021年10月29日
仕事終わりにバーにいった。
今日まで26周年フェアだったようで、一杯1,000円以上のウィスキーが半額になるというので普段は飲まないものを飲んだ。
とりあえず、ハーパーソーダを飲みながら何飲むかを考える。
名前で決めた<オールドフィッツジェラルド12年>。
今Amazonで見てびっくりしたけど、1本45,800円もするのか…。
店だと1,100円の半額で550円。とてもお得である。
これをロックで飲む。うん、美味い。
フィッツジェラルドといえば、Fスコット・フィッツジェラルド。僕のTwitterのアカウントに<fitz>という単語が入っているけれど、これはフィッツジェラルドからとった。開設したのが2009年なので、12年前はアカウント名にするくらい好きだったのだろう。今でも好きだけど『華麗なるギャツビー』くらいしか筋をちゃんと覚えていない。ちなみにウィスキーは別のフィッツジェラルドさんのようだ。フィッツジェラルドっていうファーストネームは日本でいうどのくらいの位置なのだろうか。「橋本」よりは珍しい気がする。「大瀬良」よりはメジャーな気がする。「牧野」くらいだろうか。
二杯目、社長の鈴木さんに勧めてもらった<ワイルドターキー12年>(だったっけな…うろ覚え。とにかくメジャーなバーボンの12年ものだったことは覚えてる)
ロックでいただく。甘みが強くてトロっとしている(ような気がする)。
燻製ナッツもオーダーする。しょっぱい+甘いのでとても良く合う。
三杯目、棚の上にあって気になった<ノブクリーク シングルバレル>をロックで。
鈴木さんにシングルバレルについて尋ねると、なんでもウィスキーは通常、複数の樽で作って混ぜ合わせて味とかアルコール度数を調整するようなのだが、シングルバレルは一つの樽で作ったものをいうらしい。雑味がなく純粋で、アルコール度数も高いのが特徴。調整しないので度数も変動するみたいで、今回のは60度。ふぃーー。
恐る恐る一口。うん、パンチがあって非常に濃厚だ。伊達に60度じゃない。ちびちびと飲む。だいぶ酔っぱらった。
ここまで書いて気づいたことは、酒の味の表現はとても難しいということ。その場でメモを残したり、できることなら音声で残したりしないと無理。思い出そうとしても忘れてて、甘味があったなぁ、濃厚だったなぁ、とか当たり障りない言葉しか出てこない。
まぁとりあえず美味しいお酒が安く飲めてよかったな。一時間半くらいいて4,090円。
帰り際、店内で流れてたフィルコリンズの「恋は焦らず」を聴いていたら、
ユーキャントハーリーラブとコリンズは
という上の句ができた。下句も考えたけど結社の月詠に出すかもしれないのでここには書かない。
ハイパーハードボイルドグルメリポート 2021年10月28日
「ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision」というテレビ東京制作の音声コンテンツにハマっている。
僕は知らなかったのだけど、元々テレビでやっているものの音声配信版らしい。
テレビの方はまだ見れていないが、音声コンテンツの方は特殊な仕事についていたり、状況にいる人に密着する。ディレクターが一人で対象者に接触し、話を聞く。
映像ではなく音声ということもあるのだろう、対象者は毎回かなり踏み込んだ話をする。人間の可笑しさ、愚かさ、強さ、さまざまな面に触れることができておもしろい。
最新作「元受刑者飯」では、受刑者の社会復帰を促す活動を行っている対象者の五十嵐さんが拘置所へ受刑者の面会にいくところに同行している。タイトルからも分かるように五十嵐さんも元受刑者のようだ。
人間というのは過ちを犯す。それは僕含め、誰もが犯す。大きな過ちを犯した人がフィーチャーされるだけで、小さな過ちは日々犯し続けている。そして、誰もが大きな過ちを犯す可能性がある。大きい小さいの間に明確な区別はなくて、ただ法律というルールであいまいに線を引いているだけだ。
そしてそのあいまいな線を越えてしまったものが受刑者となる。
受刑者と非受刑者との間に、さしたる違いはないにも関わらず区別をしたがるのが人間だ。昔、日本では罪人に刺青を入れる文化があったようだが、そうやって自分らがあいまいに引いた線を越えた人と越えてない人を区別して、一回越えたらゲームオーバー、あとは一生罪人として生きるべし、という考え方は今でもあまり変わっていないように思う。
拘置所からの帰りの車内で面会の様子を改めて五十嵐さんの口から説明される中で、ディレクターは「被害者の方はどう思うのかな、と」という問いを向ける。五十嵐さんは強い口調で答える。「許さなくていいんですよ。ただ一生一人の人間を恨み続けるということがどれだけ苦しいか、どれだけ痛いか。心が滅びちゃうんですよ。恨み続ける。それは苦しいでしょうね」。
加害者を更生させることは被害者の救済につながると五十嵐さんは信じている。自分や大切な人を傷つけた加害者がこの世からいなくなることで、被害者は救われるのかといえばそうではないのかもしれない。
許すことは無理だとしても、口先だけでもいいから「あなたを許します」と言えることで、きっと楽になる。加害者をほんとうの意味で更生させることで、「許します」と発せられる状況を五十嵐さんは作ってやりたいのだろう。
翻訳サイトの進歩 2021年10月27日
日曜日にイタリア人に保険の説明をしなくてはならないので、パンフレットに英文の説明を加えている。
日本人の奥さんが一緒に付き添ってくれるようだし、本人も日常会話はできるようだけど、こちらもある程度準備をしておかなくてはね。
ということで、こちらの翻訳サイトを駆使して、日本語の文章を英語に直してます。
僕が本気で英語を勉強していた20年ほど前よりかなり翻訳の精度上がっていてびっくりですよ。
↓ DeepL翻訳を通すと…
I'm amazed at how much the accuracy of translation has improved over the past 20 years or so, when I was seriously studying English.
こんな感じ。ほぼ問題ないように思える。
まぁ金融関係の専門用語なんかは別サイトを参照して照合する必要があるのだけど、紙の辞書を引きながら勉強してた時代に比べたら格段に進歩してる。
これが無料ってんだから、もうね。
あの頃、こんなサービスあったら勉強が捗ったのか、むしろサボってしまったのかは分からない。なんにしても使い方次第ですね。今はほんとうに助かってる。
いつかいつか海外で見つけてきた小説を、原文で読み、翻訳して発表することを今でも夢見てる。そんときはDeepL翻訳に頼らずに紙の辞書に回帰していると思う。そうじゃないと自分の言葉にはならないんでね。
カオスなロビーにて 2021年10月26日
仕事終わりに制作部兼パフォーマンス部で参加しているバンドのリハーサルに参加。といっても、ビッグバンド編成の大所帯のバンドなので人数が多いため今日は部屋の中には入れず、スタジオのロビーで待機してた。
部屋からの音漏れを聞きながらぼーっとしていると、階下からカラオケの歌声が聞こえてきた。スタジオの下のテナントにはガールズバーとキャバクラが入っていてそのどちらかで盛り上がっている様子。換気のためドアが開いているせいでいつもより響く。
女の子が歌っているのはJUDY AND MARYのそばかすだ。ちゃんとYUKIのキーで歌っていて結構上手い。男たちの欲望にまみれた合いの手も聞こえる。
そうかと思えば、うちのバンドのジャズドラムのビートに、ウッドベースの低音、金管のハイトーンのサウンドがそこに被さる。
しまいにはロビーに備え付けのアップライトピアノで練習終わりのバンドマンが「imagine」を弾きだした。そういえば奥の方の受付ではさっきからウルフルズのベストアルバムを流していて、「明日があるさ」も聞こえてる。
そんな高円寺のとあるスタジオのロビーで、さまざまな音にまみれて短歌の結社誌を開いた。悪くない夜だ。